カラーやパーマで抜け毛は増える?切れ毛と頭皮のかぶれ、受診の目安
カラーやパーマで抜け毛は増えるのでしょうか。多くの場合、薬剤が傷めるのは髪そのもので、髪がもろく切れやすくなっても毛包は残っています。染毛剤のアレルギーや薬剤による化学熱傷で頭皮に強い炎症が起きたときに限り、毛包に影響して一時的に抜け毛がはっきり増えることがあります。
診察室には、髪の束を手に「先生、先月ブリーチしてから、とかすたびに抜けるんです。薬剤で毛包がダメになったんでしょうか?」と相談に来られる方がよくいます。私はまず、抜けた髪を白い紙の上に置いて、途中で切れた短い毛なのか、毛根ごと抜けた毛なのかを見てもらいます。この一歩だけで、方向性の大半が見えてくることも少なくありません。
要点:カラーやパーマでよく起こるのは毛幹のダメージと切れ毛で、毛包は通常残っています。薬剤による施術を減らし、傷んだ部分をカットすれば、新しく生えてくる髪はほとんど影響を受けません。施術後に頭皮の赤み、腫れ、かゆみ、ヒリヒリ感、水ぶくれ、滲出液が出た場合は接触皮膚炎の可能性があり、使用をやめて受診が必要です。毛根ごと抜ける毛が3か月以上続く、分け目が広がる、生え際が後退するといった場合は、休止期脱毛症や男性型脱毛症などの可能性が高く、医師による直接の診察が必要です。
カラーやパーマで毛包は傷む?
正しく施術されたカラーやパーマでは、薬剤は主に頭皮の外に出ている毛幹に作用します。毛幹はすでに角化した組織で、それ自体は生きていません。一方、毛包は頭皮の下にあり、新しい髪をつくる役割を担っています。
ブリーチ、カラー、パーマ、縮毛矯正は、いずれもキューティクルを開いたり、髪の内部の化学結合を変えたりする施術です。皮膚科の文献では、キューティクルや毛幹内部の接着構造はこうした化学処理で特に傷みやすく、ダメージを受けた髪は乾燥して広がり、枝毛になり、とかしたりブローしたりするときに切れやすくなると指摘されています。
そのため「カラーのあとずっと抜ける」と感じる方の多くは、実際には切れた毛が落ちているだけで、毛包が壊れているわけではありません。例外は、薬剤で頭皮にアレルギーや炎症が起きた場合や、放置時間が長すぎて化学熱傷を起こした場合です。このときは問題が髪から頭皮へ移ります。詳しくは後ほど説明します。
切れた髪と抜けた髪はどう見分ける?

簡単なのは、落ちた髪を集めて白い紙や濃い色のタオルの上に置き、両端を見る方法です。自然に抜けた毛は、頭皮側の端に小さな白い球のようなものがついていることが多く、これが休止期の毛根です。切れた毛は両端とも切れ口で、長さもまちまちです。
次に、どこの髪が減っているかを見ます。切れ毛はカラーやパーマをした乾燥しやすい毛先や中間に多く、頭頂部がパサついて長さが不ぞろいに見えます。本当の抜け毛では、分け目が広がる、生え際が後退する、全体のボリュームが減るといった変化が出ることがあります。
両方が混ざっている、あるいは自分では判断がつかない場合は、抜けた髪をチャック付きの袋に入れて診察に持ってきてください。医師がダーモスコープで毛根と頭皮を見るほうが、自分で推測するよりずっと正確です。
| 比較する点 | 毛幹のダメージによる切れ毛 | 毛包からの抜け毛(毛根ごと) |
|---|---|---|
| 落ちた髪 | 両端とも切れ口で長さがまちまち、短い切れ端が多い | 1本まるごとで、毛根側に白い小さな球があることが多い |
| よく見られる場所 | カラーやパーマをした毛先・中間、引っ張りやアイロンの多い部分 | 分け目、頭頂部、生え際、または全体的に均一に減る |
| 手触り | 乾燥、パサつき、枝毛、からまりやすい | 髪質は変わらないこともあり、だんだん細く柔らかくなることも |
| 頭皮の状態 | 通常ははっきりした異常なし | 正常なこともあれば、赤み・かゆみ・フケなど炎症のサインがあることも |
| よくある原因 | ブリーチ、カラー、パーマ、縮毛矯正、高温のスタイリング、強いブラッシング | 休止期脱毛症、男性型脱毛症、円形脱毛症、頭皮の炎症など |
| 対処の方向 | 薬剤や熱によるダメージを減らし、傷んだ部分をカット | 抜け毛の原因を調べ、治療が必要か医師が評価 |
ブリーチ、カラー、パーマ、縮毛矯正、いちばん髪を傷めるのは?
ダメージの程度は薬剤の強さ、施術の回数、放置時間によって変わるため、決まった順位はありません。一般的には、髪色を明るくするブリーチや、髪の構造を変えるパーマ・縮毛矯正のほうが、毛幹への負担は大きくなりがちです。
米国皮膚科学会は、地毛の色から3トーン以内の色を選ぶことを勧めており、暗くするほうが明るくするよりダメージは少ないのが一般的です。大きく明るくするには濃度の高い過酸化物が必要になり、ダメージもより目立ちます。
パーマや縮毛矯正は、髪の中の化学結合をいったん切ってから再び固定する施術で、薬剤はアルカリ性のものが多くなります。放置時間が長すぎる、濃度が高すぎる、もともと頭皮に傷があるといった場合には、ヒリヒリ感や化学熱傷を起こすことがあります。やけどが瘢痕(傷あと)になるほど重いと、その部分の毛包から髪が生えなくなる可能性もあるため、施術中に頭皮が強くしみたり熱く感じたりしたら、すぐに伝えてください。
| 施術 | 髪への主な影響 | 特に注意したい点 |
|---|---|---|
| ブリーチ、明るいハイライト | 髪の色素を抜くため、キューティクルと毛幹のダメージが目立ちやすい | 明るくするほど、回数が多いほど傷む。同じ部分への繰り返しのブリーチは切れ毛の原因に |
| 酸化染毛剤(一般的な永久染毛) | 染料が毛幹の内部で発色し、ある程度のダメージがある | 接触皮膚炎を起こしやすい。PPDなどの染料にアレルギーがある方は避ける |
| パーマ | 化学結合を切って組み直し、カールをつける | 放置時間を正確に。頭皮がしみる・熱いときはすぐに洗い流す |
| 縮毛矯正、ストレートパーマ | 同じく毛幹の構造を変え、高温を併用することが多い | 薬剤と熱が重なり、切れ毛のリスクが高い |
| 植物由来・PPDフリーをうたう染毛料 | 主に髪の表面に付着するためダメージは少なめ、色持ちは短め | かぶれないとは限らず、ほかの感作性成分を含むことも |
カラー後の頭皮のかゆみや赤み、腫れはアレルギー?

その可能性があります。染毛剤が頭皮についたあとに起こる皮膚炎は、大きく2種類に分けられます。ひとつは薬剤そのものの刺激による刺激性皮膚炎で、施術中や直後にヒリヒリしたり赤くなったりします。もうひとつはアレルギー性接触皮膚炎で、施術の数時間後から2〜3日後に出てくることがあり、次に触れたときにはさらに悪化しやすいのが特徴です。
酸化染毛剤に含まれるPPD(パラフェニレンジアミン)や関連する染料は、よくあるアレルギーの原因物質です。2024年の頭皮のアレルギー性接触皮膚炎に関するレビューでは、PPDは多くの研究で頭皮のアレルギーの原因としてよく特定されていること、また頭皮のアレルギーは症状が典型的でないことがあり、赤み・かゆみ・フケのほかに、髪が薄くなる、抜けるといった形で現れることもあると指摘されています。
ひどい場合は頭皮、額、耳の後ろ、まぶたまで腫れ、水ぶくれや滲出液が出ます。強い炎症を起こした頭皮では、その後しばらく抜け毛がはっきり増えることがあります。多くは炎症が治まれば少しずつ生えてくる可能性がありますが、それでも医師の診察を受けて判断してもらいましょう。
頭皮のアレルギーによる赤み・かゆみ・フケは、脂漏性皮膚炎とよく似ていることがあります。頭皮の赤みやかゆみ、フケを繰り返していて将来の植毛に影響しないか心配な方は、脂漏性皮膚炎があっても植毛できる?頭皮の安定条件と手術のタイミングもあわせてご覧ください。
染める前のパッチテストは役に立つ?
当院のある台湾では、衛生福利部が公告した染毛剤の表示事項に「染毛剤はアレルギー反応を起こすことがある」と明記され、使用前に皮膚科医に相談するか、皮膚アレルギー試験を行うよう勧めています。ご自宅で染める場合は、説明書に従って耳の後ろや腕の内側でテストをし、説明書に書かれた時間が経ってから判断してください。
ただし、英国皮膚アレルギー学会の患者向け資料では、染める前のセルフテストは問題の発見に役立つものの、完全に信頼できるわけではないとも注意しています。以前カラーのあとに頭皮が赤く腫れたり水ぶくれができたりしたことがある方、黒いヘナタトゥーのあとに皮膚がかぶれたことがある方は、セルフテストだけに頼らず、まず皮膚科で評価を受け、必要に応じて正式なパッチテストを受けてください。
こんな反応が出たら、まず中止を
- 施術中に頭皮が強くしみる、熱い:時間まで我慢せず、すぐに薬剤を洗い流す
- 施術後に頭皮、顔、耳の後ろ、まぶたが赤く腫れる、発疹・水ぶくれ・滲出液が出る
- かきむしって傷やかさぶたができるほどかゆい、または数日たってどんどん悪化する
- 息苦しさ、のどの締めつけ感、全身の発疹を伴う:すぐに医療機関を受診してください
これらの症状があるときは、カラーやパーマをすべて中止して、できるだけ早く受診してください。染毛剤アレルギーが確認されたら、今後どんな製品を使うかは医師と相談し、自己判断で別のブランドを試すのはやめましょう。
カラーやパーマのあとに抜け毛が増えたら、必ず施術のせい?
そうとは限りません。カラーやパーマと抜け毛は、たまたま時期が重なっているだけのことも多いのです。そこで私は診察で、抜け毛がいつごろ始まったか、切れ毛なのか毛根ごとなのか、ここ数か月で病気、手術、出産、急な減量、強いストレスがなかったかを詳しくうかがいます。
休止期脱毛症は、病気や発熱、ストレスなどの出来事から数か月たって現れるのが一般的です。ちょうどその時期に美容室へ行った方は、薬剤のせいだと思い込んでしまいがちです。最近急に抜け毛が増えて心配な方は、抜け毛が急に増えた?5つの主な原因と医師の検査方法もあわせてご覧ください。
男性型脱毛症はゆっくり進むもので、遺伝や男性ホルモンが関係しており、カラーやパーマが原因ではありません。ただ、すでに髪が細くなっているところに施術による切れ毛が加わると、薄さがより目立ちます。ご自身が男性型脱毛症かどうか気になる方は、男性型脱毛症(AGA)とは?原因・進行度・治療法もあわせてご覧ください。
女性では、分け目がだんだん広がって頭頂部が薄くなる一方、生え際はあまり後退しないタイプがよく見られます。このタイプもカラーやパーマが原因ではなく、毛包がどの程度細くなっているかを医師が評価します。
きつく結んだポニーテールや編み込み、エクステを長期間続けたり、パーマのロッドをきつく巻きすぎたりして同じ部分を繰り返し引っ張ると、牽引性脱毛症を起こすことがあります。こめかみやもみあげのあたりによく見られます。
| 気づいた変化 | 考えられる方向性 | 次にすること |
|---|---|---|
| 施術後、毛先がパサついて短く切れる | 毛幹のダメージによる切れ毛 | 薬剤による施術を休み、傷んだ部分をカット。保湿ケアとやさしいブローを |
| カラー後に頭皮が赤い、腫れる、かゆい、しみる、滲出液が出る | 刺激性またはアレルギー性接触皮膚炎 | 施術を中止してできるだけ早く受診。必要に応じてパッチテスト |
| 全体的に均一に抜け、毛根に白い球があり、何かの出来事の数か月後から始まった | 休止期脱毛症 | ここ数か月の病気、ストレス、食生活の変化を振り返る。3か月以上続けば受診 |
| 分け目が広がる、頭頂部が薄くなる、生え際が後退する | 男性型脱毛症または女性型脱毛症 | 医師が毛包の細さを評価し、治療や経過観察を相談 |
| こめかみやもみあげが、髪を引っ張る方向に沿って薄くなる | 牽引性脱毛症 | 髪型をゆるめ、結び方を変える。早めに見直すほど改善が期待しやすい |
| 円形に抜けた部分がいくつかある | 円形脱毛症などほかの脱毛症 | 早めに受診し、刺激の強い民間療法は自己判断で使わない |
カラーやパーマはしたいけれど髪が心配。控えめにするには?

カラーやパーマは絶対にだめというわけではなく、大切なのは回数、間隔、そして頭皮の状態です。私は患者さんに、次のようなポイントをお伝えしています。
- 施術は一度にひとつ:台湾の染毛剤とパーマ剤の表示事項では、いずれも施術の前後1週間以内にもう一方を行わないよう注意喚起されています。米国皮膚科学会は、先にパーマや縮毛矯正をして、2週間あけてからカラーをすることを勧めています。
- リタッチの間隔を長めに:乾燥する季節はリタッチを8〜10週間、またはそれ以上あけ、毎回毛先まで染めずに新しく伸びた根元だけを染めましょう。
- 頭皮に不調があるときは休む:頭皮に傷や炎症、フケ、かき傷があるときはカラーやパーマを控え、染める前に頭皮を強くこすり洗いしないようにしましょう。
- 薬剤をなるべく頭皮につけない:美容師さんに頭皮を避けて塗ってもらい、放置時間を正確に守ってもらいましょう。途中でしみたり熱かったりしたら、すぐに伝えてください。
- 施術後はやさしくケア:毎回のシャンプー後にコンディショナーで髪を保護し、ヘアアイロンなど高温の使用を減らし、日差しの強い日は帽子をかぶりましょう。
施術後の頭皮のべたつきやフケが気になり、シャンプー選びに迷っている方は、育毛シャンプーに効果はある?成分・表示の見方と受診の目安もあわせてご覧ください。
すでに男性型脱毛症の治療を受けている方や、もともと髪が細い方は、カラーやパーマの前に頭皮の状態を医師に相談してみてください。髪の量がもともと少ないと、切れ毛による見た目の差がより目立ちます。
植毛の前後にカラーやパーマはできる?
できますが、手術と傷の回復に合わせてタイミングを調整する必要があります。植毛前に普段からカラーをしている方や、染毛剤でかぶれたことがある方は、カウンセリングの際に医療チームへ伝えてください。白髪が多い方の場合、毛包を見分けやすくするために、手術チームが術前にカラーを手配することもあります。
白髪が植毛に影響しないか心配な方は、白髪でも植毛できる?染毛・採取・手術評価のポイントもあわせてご覧ください。
植毛後は、移植部と採取部の両方でかさぶたが取れ、滲出液やはっきりした赤みがなくなってから、カラーやパーマについて相談を始めます。薬剤を使う施術は、はさみで周りの髪を整えるよりも後になるのが通常です。回復のペースは人それぞれなので、私は経過観察で傷の状態を確認してから、適切な時期をお伝えしています。ほかの人の日数をそのまま当てはめず、執刀医から受けた術後の指示に従ってください。
術後のケア全体について知りたい方は、自毛植毛後の正しい過ごし方・アフターケア完全ガイド:洗髪、睡眠姿勢、運動とむくみ対策もあわせてご覧ください。
薄毛の原因が男性型脱毛症と確認され、範囲がはっきりしていて進行も比較的落ち着いており、後頭部のドナーも十分にある場合は、植毛をさらに検討できます。植毛は毛包の数が足りない状態に対する治療で、カラーやパーマによる切れ毛とは別の問題です。単純な切れ毛であれば、まずは髪のケアの見直しから始めるのが一般的です。
カラーやパーマのあと、どんなときに受診すべき?
次のいずれかに当てはまる場合は、別のヘアケア製品に替えるのではなく、受診して頭皮を診てもらうことをおすすめします。
- 頭皮の赤み、腫れ、水ぶくれ、滲出液、かさぶた、または顔やまぶたも一緒に腫れている
- 施術後の頭皮のヒリヒリ感や熱感が数日たってもよくならない、または皮膚がむけたり傷あとが残ったりしている
- 毛根ごと抜ける毛が3か月以上続いている
- 分け目が広がる、頭頂部の地肌が透ける、生え際やこめかみが後退している
- 円形に抜けた部分がある
- 施術をやめて傷んだ部分をカットしても、切れ毛が改善しない
受診の前に準備しておくと役立つこと
最近使った染毛剤やパーマ剤のパッケージや成分表を写真に撮って持参し、施術日、症状が始まった時期、この半年に病気、手術、出産、新しく飲み始めた薬がないかをメモしておきましょう。抜けた髪をチャック付きの袋に集めておくことや、頭頂部と分け目を同じ明るさの場所で何枚か撮影しておくことも役立ちます。
医師はどのように評価する?
通常は問診のあと、ダーモスコープで毛幹が切れていないか、毛包の太さがそろっているか、頭皮に炎症がないかを確認します。アレルギーが疑われる場合は、皮膚科でパッチテストを受け、今後避けるべき成分を調べるよう勧めることがあります。原因がわかったら、頭皮の炎症の治療を優先するのか、ヘアケアを見直すのか、抜け毛のタイプに合わせた治療をするのかを決めていきます。
医師からのひとこと
診察では、ブリーチやパーマをした直後に驚いて駆け込んでくる方によくお会いします。ダーモスコープで見ると、ほとんどの方は毛包に問題がなく、落ちているのは傷んで切れた毛です。この場合は、まず髪を休ませて傷んだ部分をカットすれば、その後に生えてくる髪は通常影響を受けません。
私がより心配するのは、カラー後に頭皮が赤く腫れる、水ぶくれや滲出液が出る場合や、毛根ごと抜ける毛が増え、分け目や生え際も少しずつ変わってきている場合です。前者はまず皮膚科でアレルギーや炎症の治療を受けてください。後者は休止期脱毛症や男性型脱毛症の可能性があり、原因がはっきりしてから治療や植毛の検討について相談しましょう。頭皮の状態は一人ひとり違うため、直接の診察が必要です。
本記事は一般的な医療情報であり、個別の診断に代わるものではありません。
医療情報の参考
- 台湾 衛生福利部食品薬物管理署:「染毛剤のラベル・添付文書・包装の表示事項」制定の公告(中国語)
- 台湾 衛生福利部食品薬物管理署:「パーマ剤のラベル・添付文書・包装の表示事項」制定の公告(中国語)
- American Academy of Dermatology:How to stop damaging your hair
- American Academy of Dermatology:Coloring and perming tips for healthier-looking hair
- British Society for Cutaneous Allergy:Paraphenylenediamine (PPD) patient information
- Gavazzoni Dias MFR. Hair Cosmetics: An Overview. International Journal of Trichology(2015)
- Hwang JC, et al. Allergic contact dermatitis of the scalp: a review of an underdiagnosed entity. International Journal of Women’s Dermatology(2024)
ヘアカラーを続けると髪は少なくなりますか? +
正しく施術されたカラーでよく起こるのは、毛幹のダメージと切れ毛で、毛包が壊れることは通常ありません。髪のボリュームが減り続けたり分け目が広がったりしている場合は、男性型脱毛症など別の原因の可能性が高いため、カラーのせいと決めつけず医師の診察を受けてください。
パーマのあと髪がたくさん抜けるのは普通ですか? +
パーマ後にとかしたときに出る髪の多くは、傷んで切れた毛です。毛根ごと抜けた毛が3か月以上続く場合や、頭皮の赤み・腫れ・ヒリヒリ感がある場合は髪質だけの問題ではないため、受診して調べてもらいましょう。
染毛剤のアレルギーで髪が抜けることはありますか? +
あります。アレルギー性接触皮膚炎がひどいと、頭皮の炎症に伴って一時的に抜け毛が増えることがあります。腫れ、水ぶくれ、じゅくじゅくした滲出液が出たら使用をやめて受診し、原因物質がわかったら次の染毛剤は医師と相談してから選びましょう。
「植物由来」や「PPDフリー」の染毛剤ならかぶれませんか? +
そうとは限りません。こうした製品にも別のアレルギーの原因となる成分が含まれていることがあります。以前染毛剤でかぶれたことがある方は、自己判断で製品を替えて試すのではなく、まず皮膚科で評価を受け、必要に応じてパッチテストを受けてください。
カラーとパーマはどのくらい間をあければいいですか? +
当院のある台湾では、染毛剤とパーマ剤の表示事項で、施術の前後1週間以内にもう一方を行わないよう注意喚起されています。米国皮膚科学会は、先にパーマをかけて2週間あけてからカラーをすることを勧めています。普段のリタッチも間隔を長めにとり、頭皮に傷や炎症があるときは控えましょう。
植毛後、どのくらいでカラーやパーマができますか? +
誰にでも当てはまる決まった日数はありません。かさぶたが取れ、頭皮に滲出液やはっきりした赤みがなくなってから、執刀医が経過観察で確認するのが一般的です。薬剤を使う施術は、ヘアカットよりも後になるのが通常です。
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本記事は呉文藝医師が監修・専門的なアドバイスを提供しています
呉文藝医師|萌髪植毛クリニック 院長
- ● 国際毛髪外科学会 ( ISHRS) FISHRS フェロー
- ● 米国毛髪外科専門医認定 ( ABHRS) 認定医
- ● 中華民国植毛医学会 ( TSHRS ) 現会長。